ギネス世界記録更新に挑戦
けん玉「大皿に同時に乗せる人数」
-Kendama Guinness Challenge 2018 RECAP-
(この記事は2月に載せる予定でしたが体調を崩し遅れていました。)
ドコモ主催のけん玉でギネスに挑戦する大会があると聞いて、娘に誘われるままに参加することにしました。挑戦の内容は、「大皿(大きいお皿)に同時に乗せる」ということで、会場に集まった人たちが、一二の三で大皿に載せます。同時に載せた人数で記録を超えるかどうか挑戦します。当時の記録は312人(2017.12時点)で、これを超えれば挑戦成功ということになります。
開催日時 2月17日 13時から
開催場所 飯田橋のドコモの大会議室
開催日の2ヶ月ほど前から練習を始めました。鼻歌交じりで続けて10回は成功するぐらいに腕を磨いておかないと、「当日のワン・チャンスで成功しませんよ」 と言われていたので、猛練習です。それこそ、最初は何回やっても乗らないような状態でしたが、日に日に上達し、連続10回も可能になってきました。
「練習は不可能を可能にする」
とは私の尊敬する先生の言葉ですが、まさにその通りです。夜遅く帰ってくる娘と一緒に、カッチン、コッチンと練習を続けしました。10回連続の確率が上がってきたころ、主催者から練習会の連絡があり、緊張感の中でのプレーを経験するためにも と思い参加しました。
日曜日、赤坂の立派なドコモ本社ビルの食堂で本番さながらの練習をしました。家での練習とは違い、一列に並んで、スリー、ツー、ワン、GOでトライするわけですから、練習とは言え一発勝負の気分満喫で結構緊張します。主催者の某けん玉達人氏がけん玉の基本的な持ち方を指導してくれましたし、大皿で受けるときのショックの吸収法なども教えてくれたので、この練習会で一皮むけて上達しました。帰りに赤坂で娘と食べたアナゴ寿司は絶品でした。
さて、とうとう開催日となりました。
開始時間の1時間ほど前から、飯田橋の大会議室に参加者が集まり始めました。参加者は410名。日本ギネスから来たかっこいい女性の説明者がちょっと英語なまりで手順を説明し始めると、オー、さすが世界のギネスって感じで気分が高揚してきました。
会場にいた参加者は一端外の廊下に出され、けん玉を持って1人ずつ会場に入りなおします。参加人数の確認と使用するけん玉が基準に合っているかのチェックです。会場では15人ずつぐらいが横一列になって並び全員が説明者の方を向きます。実施手順の説明の後、全員けん玉を下にぶら下げて準備状態に入ります。
「それではまいります、世界記録への挑戦、本番です」
と言った後、ひときわ大きな声で、
「スリー、 ツー、 ワン、 GO !」
の合図と共に全員そろってけん玉を引き上げ大皿で受け止めます。カチャンカチャカチャカチャン・・・と410名のけん玉の音が大会議室に響き渡り、すぐ安堵と落胆のざわめきに変わりました。私と娘は成功してニヤリと眼を交わしましたが、すぐ近くの男性は下に垂れたけん玉をうらめしそうに見つめていました。
各列の横に待機していた計数係の人が列ごとに成功した人の数を数え集計に入りました。
30分ほどしてから、
「それでは審査結果の発表を行います。」と言った後すこし間をおいて
「同時にけん玉を皿でキャッチした人数は、現行の記録を上回る361名でした。」
ワォー!という歓声と共に会場は拍手でいっぱいになりました。表彰式では大きな表彰状の盾がギネス社から主催者へ渡されました。その後は、盾の前で記念写真を撮ったり乾杯したり、けん玉一角獣で遊んだりと楽しい懇親会となりました。
後日、希望した参加者に個人名の入った認定証が送られてきました。これで私も栄えあるギネス・ホルダーです。