神乃珈琲
大きなロースタリー(焙煎機)のあるお店
数年前に大きな帯状疱疹を発症し、その後遺症の帯状疱疹後神経痛に今も悩まされています。痛みと薬のせいか、運動不足に陥り体力が激減しました。もともと工房での木工かアマチュア無線の日々ですから、運動不足は半端ではありません。妻からは毎日のように、運動しなさい、散歩しなさい 、とうるさく(ごめんんさい)言い続けられています。そんなわけで、おばあちゃまがデイケアに出かける日にはなるべく散歩に出かけるよう心がけています。散歩と言っても駅前の喫茶店か、お昼を兼ねる時はちょっと遠くのファーストフード店まで行って帰ってくる程度です。
先日、少し足を伸ばして、初めての喫茶店に行きました。車で通る時に一度は入ってみたいと思って眺めていたお店です。目黒通り唐ヶ崎の目黒郵便局の向かい側にある、「神乃珈琲」です。
先ず、お店の名前の読み方ですが、「カミノコーヒー」と思っていたのですが、領収書を見て「カンノコーヒー」と読むことを知りました。
お店の中に入って驚きました。門構えからは想像できませんでした。横に長いカウンターには、科学実験風の白衣に似た制服を着たスタッフがドリップで珈琲をいれていました。注文する前に席の様子を見ておこうと思って奥に入って一回りしました。大きな機械(焙煎機)の置かれた上階まで吹き抜けのガラス張りの空間の周りに席が設けられています。
若干薄暗いけどシンプルでいい感じ。2階に上がっても同じですが、通りに面した奥の方にはソファー席もあり明るい雰囲気です。1階のカウンターに戻って、珈琲(”月煎”というメニュー名で、濃いめのコーヒー)とグラタンを注文し、2階窓際の一人席に陣取りました。
全体的に開放感があるけど落ち着いた雰囲気です。本を読んでも、スマホを観ても、落ち着いて結構長い時間を過ごせそうです。目黒通りを眺めながらゆっくりと珈琲をいただきました。