ターニング・ツールの刃砥ぎ
ウッドターニング(Woodturning)

   

wood turning sharpening

  久しぶりにターニング・ツールの刃を砥ぎました。体調を崩している間さぼっていました。工房が狭いのでグラインダーを使える場所には常時出しておけません。必要なときに、「よっこらしょっ」と引き出してきます。これが大変なのでついサボってしまいます。

 

先ずはグライダー面の調整です。ダイヤモンド砥石を当てますが、グラインダー砥石の粉がかなり飛び散るのでマスクは欠かせません。

 

最初は比較的に簡単に砥げるスクレーパーやそれに似ていますがボウルフィニッシングから始めます。プラットフォームの角度を調節して押さえつけながらぐるっと回せば砥げます。

 

次いで、ガウジ類で丸棒を砥いだツールですが、その中でもスピンドルガウジと呼ばれるものです。ここからはちょっと工夫されている冶具を使います。いろいろあるようですが、私は ONEWAY ウルバリングラインディングジグというのを使っています。スピンドルガウジを砥ぐにはアームと呼ばれるながーい棒状の冶具を使い、ツールの持ち手の端を保持します。ツールの刃面とグラインダー面が密着するように長さを調節して、静かにグラインダーに押し付けて回せばOKです。

 

次はスキューチゼルと呼ばれる刃先が彫刻刀の小刀のように斜めに付いているツールです。これを砥ぐには、さっきのアームの保持部分に別の冶具を取りつ直角方向に延ばして使います。ツールを横からグラインダ面にあてるので斜めに刃を付けることができます。このツールは結構優れもので、上手に使えるようになるとすごくきれいな切削面を作り出してくれます。

 

これから砥ぐツールはちょっと面倒です。先のガウジの種類なのですがフィンガーネイル・スピンドルガウジと呼ばれ、刃の回り方が先端と側面で異なっていて少しとがっています。

 

このへんてこな形をしたバリグラインド・アタッチメントと呼ばれる冶具にツールを取り付けて冶具のお尻の先をさっきのアームの端に押し当ておいて、刃先をグラインダーにあてます。

 

ツールをグラインダーにあてながら冶具をぐるりと回しながら、刃先の周りを研いでいきます。こんな調子で砥いでいきますが、かなり疲れます。

wood turning sharpening

wood turning sharpening

まだまだ他にもいろいろなツールがありますが今日はここまでです。
砥いだツールの切れ具合は、いつもドングリを削りだして確認します。

うーん なかなか良い切れ味です。ドングリは簡単そうに見えますが、ちょっと油断すると刃先がひっかかって、ワークがすっ飛んでしまいます。特に最後の柄の部分はよくばって細くまで削ろうとしていつも失敗しています。
今回は上手にできました。ドングリもよく回っています。

wood turning sharpening

wood turning sharpening

 

 - 木工作