星空を目指して空間軌道を進む蒸気機関車
フローティングモデル銀河鉄道999
しっかり浮きます!
銀河鉄道999は松本零士氏原作の劇場アニメです。インターネットのAmazonを何気に観ていたらそっくりの蒸気機関車が台座の上に浮いている写真が目に止まりました。株式会社ノエルコーポレーションから発売されている「フローティングモデル銀河鉄道999」です。その写真がすごくリアルで、蒸気機関車が線路の上に浮いていて、あたかも宇宙に飛び出して行こうとしている姿だったので、しばらく見とれていました。
実は、戦艦や機関車が空を飛んだりするのは、荒唐無稽でおかしいんじゃないの と敬遠していた時代もありましたが、ここ10年ほど前からそういった発想やアニメにも何かロマンと言うか楽しさを感じるようになっていました。だんだん固い仕事から離れるようになって、子供の頃の気持ちに戻っているのかも知れません。
とは言え、本当に浮くのかなぁ、と疑ったのが第一印象でした。でも、美しいメーテルがホームに立っている魅力的な演出に負けて、ポチってしまいました。丁度、次の木工作品の材木を発注して届くのを待っている時期でした。
届いた箱は予想外にコンパクトでした。中にはほぼ完成している本体と磁石の組み込まれた台座(結構重くてしっかりしている)、車輪部分などの取り付け用の部品とシール。それに説明書です。
プラモデル用の接着剤とニッパーにヤスリ(棒状のものが使いやすい)は別途用意する必要があります。ニッパーで車輪等の部品を切り取り、ヤスリでバリを取ります。なんだか童心に帰ってたのしいですね。組み立ては簡単で、30分もあれば完成です。
さて、本当に浮くのかと思いながら、完成した本体車両を台座の上に静かに持っていくと磁力の反発を感じ、車両(客車部分)の後尾を台座の後ろの透明版にそっと触れさせて、手を離すと見事に浮きました。揺れがなかなか止まりませんが安定して浮いています。メーテルの姿の描かれた透明版をホーム脇に差し込むとグッと雰囲気が出てきます。
組み立ては30分もあれば完成で拍子抜けしましたが、写真撮影はなかなか面白く、こだわればいつまでも楽しめそうです。
機会があったら月夜にでも夜空をバックに撮ってみたいと思います。