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むささび工房ブログ

漏水さわぎ
ベストサポートさん、三菱電機さん、ミズテック(給湯器駆けつけ隊)さん ありがとう

2023/02/13
 
rousui
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長文になりますが、わたしの備忘録として顛末を残しておきます。

ある日も夕刻 

 妻の叫び声がしました。「お風呂の水がタンクに無いって変だよねー」。風呂に入れないぐらいで悲鳴あげるなよなぁ と思ていると、しばらくして もっと大きな声で 「大変ダー、外の機械から水が飛び出してるぅー」

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やれやれ ちょっと面倒くさそうだなぁ と思いながら、家と塀とに挟まれた狭い場所に置いてある機械を見に行くと、機械に出入りしているホースの一本から行きよく水が飛び散っていました。タンクの方に水を止める栓がないかなぁ と探しに行ってもよくわかりません。暗くなってきて寒くなってきました。屋外で使える粘着テープがあったので、それを妻に渡しました。狭い場所で身動きがむつかしいのと、情けないことに私は神経痛が痛くて役にたちません。こういうときは頼もしい妻の出番です。

彼女は巧みに配管の水のほとばしっているヵ所をぐるぐる巻きにし、水の出方が弱くなり、水が収まってきました。この場はどうにか切り抜けて、翌朝、修理業者を呼ぶことにしました。

翌日

 修理依頼です。ネットで探して、ベストサポートどういう会社に頼んだら3時間ほどしてきてくれました。さすがプロですね、手際よく配管の水漏れ部分を30センチほど切り取って新しいパイプで繋ぎ変えて、保温材でくるんで修理完了です。2時間ほどの作業です。

業者さんいわく「外に出ている配管は、猫やネズミなどの小動物に噛まれて穴が開くことがあるんですよ」、そして、「これもう10年以上経ってるから、次は室外機自体が壊れますよ」、という言葉を残して帰っていきました。

我が家の温水器はエコキュートです。室外機のインバータで温水を作りタンクに貯めています。確かに2012年ごろに普通の温水器からエコキュートに取り替えたので十年以上経っています。

なにはともあれ、これでいつものようにお湯も出てお風呂も快適に入られるようになったので、また平穏な日々が戻りました。

予兆 

それから一ヶ月ほどたったある日

ピンポーンと玄関モニターが鳴って出てみると、水道メータ-の検針員さんがいました。

「お宅で今お水お使いですか?」 

変なこと聞くなと思って えっと 聞き返すと、毎月の使用料を大きく超えているので、確認しています。「今お水お使いでしょうか?」

えーっと と 家中確認しましたが、使っていませんでした。

「そうですか、わずかですがメーターが動いているんですよ 漏水の可能性もあるので、確認してもらってください」

と言って、その検針員さんは帰っていきました。

その後、お風呂のシャワーの栓が少し甘いのと、庭の散水用の器具の下が濡れているなどを発見して、このことかなぁと思って、忘れてしまいました。

そして、またある日の朝

また、「タンクの水が空になっているヨー」 と妻の声に起こされました。

確かにリモコン画面の表示ではタンクが空になっています。

お湯も出なければ、もちろんお風呂にも入れません。そして、水道元栓のメーターを見に行くと、グルグルと勢いよく回っています。うわーこれは大変だなぁーと、慌てて元栓を閉めました。家中の水が使えなくなりますが仕方ありません。洗い物をしたりトイレの水が必要なった時だけ元栓を開閉することになりました。

そして、前回修理を頼んだベストサポートさんに電話して、その日の午後に、同じ担当の方に来てくれました。

前回修理してもらったところは問題ありませんでした。室外機の下が湿っていて湯気が立っていたのですが、冬場はよくある現象だそうで、先ず心配なのは、他の配管の漏水とのことでした。

実は、この日の前夜は関東地方に凄い寒波が来ていて大変冷え込みました。修理の方も、「今朝からまわってきた修理は凍結によるものが多かったです」と言っていました。ということで、彼が最初に疑ったのは、敷地内の水道管や、そこから家屋へ立ち上がる配管での漏水でした。エコキュートのシステムを家からの配管から外して、検査したところその心配はないことがわかりました。もし漏水していたら、土木工事や壁を外すなどの大事になりますが、これは避けられたということで一安心です。

やはり疑いが残るのはエコキュートのタンクや室外機自身の故障、もしくは、エコキュートから温水を家の中へ配る配管の漏水ということになります。「とりあえず、メーカに点検をしてもらってください」と言って修理の方は帰りました。

エコキュートの点検

 給湯器の点検修理は水道業者さんではなく、それらのメーカ-や設置業者なんですね。そこで、我が家のエコキュートの製造業者である三菱電機に点検を依頼しました。ネットで調べて下記に点検を依頼しました

三菱電機 お客さま相談センター

普通の点検ではなく、水が漏れて困っていると泣きつきました。最短で明後日の対応ということになり、2日間は元栓を開けたり閉めたりしてしのぐことになりました。

点検に来てくれたサービスマンは若い青年でちょっと頼りなかったのですが、すぐに結果判明です。

「温水と水を交換する装置の故障です。これ、修理するとなると30万円ぐらいかかりますよ」とアッサリ言ってくれます。「十年以上お使いですしねぇ」と暗に交換を勧めてきます。

一応、ネットでエコキュートの寿命を調べてみると、やっぱり平均的な寿命は十年前後でした。

しかたがない、このまま元栓を開け閉めして生活しているわけにもいかないし、何しろこの寒さのなかで、お湯もお風呂も使えないのは辛いです。ウクライナのことを思えば贅沢なことですが、急ぎ交換することにしました。

交換

 翌日、妻は用事があるといって、「早く良い業者さんを探して、安く設置してもらうのよっ」と出かけてしまいました。気楽なものです。

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先ず、三菱電機のサービス相談窓口に電話して、我が家が使っていた機種番号を伝えて、同じような機能で最新の機種のおすすめを教えてもらいました。

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さっそく、エコキュートの設置業者を探しはじめました。何店かに電話しましたが、皆1週間ぐらいかかるところばかりです。費用の相場はわかってきました。設置工事、外した機材の持ち帰り、保証等、諸々を含めて、どの業者もそんなに大きな差はありません。

半日、探し続けて、目に止まったのが、ミズテック(給湯器駆けつけ隊)です。

“駆けつけ隊”というぐらいだから、早くやってくれるだろうと期待して電話すると、なんとなんと「今日にお昼までに決めいただければ、最速で明日の朝9時に設置に行けます」という返事。そして、機種も指定したのがあるとのことです。うーん、ちょっとでき過ぎな話だなぁと一抹の不安は残りましたが、とにかく緊急事態なので、この駆けつけ隊に賭けてみることにしました。

現地を見て確認する時間もないので、設置場所と搬入経路のわかる写真を送り、見積もりを取り、お昼前に正式に依頼しました。

 翌朝9時から設置工事が始まりました。職人さんは二人です。工事の様子を写真に収めようと思っているうちに、早々に、使っていた室外機とタンクが外されてトラックに積まれていました。

写真

そして新しいタンクと室外機が据え付けられて配管の工事に移っていました。いつもながらのことですが、職人さんのすることは早いなぁ と感心しました。外された室外機はここ数日の寒波で氷で固まっていました。故障個所から漏れ続けた水や湯気がそのまま室外機の中で凍ってしまったようです。

室内のリモコンも新しくなりました。十年以上経ったわりにはデザインや基本的な操作が変わっていません。毎日使うお風呂と水回りですから、栓をひねればお湯が出て、ボタンを押せば湯はりができるというような基本機能が進歩していれば、デザインや操作方法が大きく変わらなくて良いと思います。

お昼前には、作業がすべて完了しました。念のため今回は十年保証を付けました。

 と、長々と書いてきましたが、これが今回の漏水騒ぎの顛末です。少なくない出費にはなりましたが、いずれ交換しなければならない我が家のインフラです。水道管の漏水だったら大事ですので、とりあえず平穏な日常がもどったことに感謝です。妻からも早い対応で褒められました。

水道や電気のようなインフラは使えなくなって初めてそのありがたみがわかりますね。現役時代に信頼性の技術を勉強した時に予防保全という考え方を知りました。こういう設備はその耐用年数を基に、故障前に交換するのが良いのでしょうね。でもつい出費のことを考えると故障するまで使ってしまうのが人情というもので、なかなか勉強した通りには行きません。

この緊急事態にお世話になった業者さんは以下のとおりです。どの業者さんも迅速かつ丁寧に対応してくれて助かりました。

(株)センター ベストサポート 0120-000-808

三菱電機 お客さま相談センター 0120-139-365

(株)ミズテック(給湯器駆けつけ隊)  0120-121-141

 

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